列王記下4・8-11、14-16a
「来年の今ごろ、あなたは男の子を抱いている」
列王記
4・8ある日、エリシャはシュネムに行った。そこに一人の裕福な婦人がいて、彼を引き止め、食事を勧めた。以来彼はそこを通るたびに、立ち寄って食事をするようになった。9彼女は夫に言った。「いつもわたしたちのところにおいでになるあの方は、聖なる神の人であることが分かりました。10あの方のために階上に壁で囲った小さな部屋を造り、寝台と机と椅子と燭台を備えましょう。おいでのときはそこに入っていただけます。」11ある日、エリシャはそこに来て、その階上の部屋に入って横になった。14エリシャは、「彼女のために何をすればよいのだろうか」と言うので、従者ゲハジは、「彼女には子供がなく、夫は年を取っています」と答えた。15そこでエリシャは彼女を呼ぶように命じた。ゲハジが呼びに行ったので、彼女は来て入り口に立った。16エリシャは、「来年の今ごろ、あなたは男の子を抱いている」と告げた。
答唱詩編詩編89・2+3、16+17、18+19
神のいつくしみをとこしえにうたい、主のまことを代々に告げよう。
詩編89
89・2神よ、あなたのいつくしみをとこしえにうたい、
あなたのまことを代々に告げよう。
3そのいつくしみは変わることなく、
そのまことは天に基づく。
16神よ、あなたの輝きを知り、
その光の中を歩む民は幸せ。
17あなたの名をいつも喜び、
あなたの正義によって高くあげられる。
18あなたは私たちの力と栄光、
その恵みで私たちは高くあげられる。
19私たちの盾は神のもの、
私たちの王は、イスラエルの聖なるかたのもの。
第二朗読ローマ6・3-4、8-11
キリストが復活させられたように、わたしたちも新しい命に生きる。
使徒パウロのローマの教会への手紙
皆さん、6・3あなたがたは知らないのですか。キリスト・イエスに結ばれるために洗礼を受けたわたしたちが皆、またその死にあずかるために洗礼を受けたことを。4わたしたちは洗礼によってキリストと共に葬られ、その死にあずかるものとなりました。それは、キリストが御父の栄光によって死者の中から復活させられたように、わたしたちも新しい命に生きるためなのです。
8わたしたちは、キリストと共に死んだのなら、キリストと共に生きることにもなると信じます。9そして、死者の中から復活させられたキリストはもはや死ぬことがない、と知っています。死は、もはやキリストを支配しません。10キリストが死なれたのは、ただ一度罪に対して死なれたのであり、生きておられるのは、神に対して生きておられるのです。11このように、あなたがたも自分は罪に対して死んでいるが、キリスト・イエスに結ばれて、神に対して生きているのだと考えなさい。
福音朗読マタイ10・37-42
アレルヤ、アレルヤ。あなたがたは選ばれた聖なる祭司の民。やみから光へ招き入れられた偉大なわざを告げ知らせよ。アレルヤ、アレルヤ。
マタイによる福音
その時、イエスは使徒たちに言われた。10・37「わたしよりも父や母を愛する者は、わたしにふさわしくない。わたしよりも息子や娘を愛する者も、わたしにふさわしくない。38また、自分の十字架を担ってわたしに従わない者は、わたしにふさわしくない。39自分の命を得ようとする者は、それを失い、わたしのために命を失う者は、かえってそれを得るのである。
40あなたがたを受け入れる人は、わたしを受け入れ、わたしを受け入れる人は、わたしを遣わされた方を受け入れるのである。41預言者を預言者として受け入れる人は、預言者と同じ報いを受け、正しい者を正しい者として受け入れる人は、正しい者と同じ報いを受ける。42はっきり言っておく。わたしの弟子だという理由で、この小さな者の一人に、冷たい水一杯でも飲ませてくれる人は、必ずその報いを受ける。」
エルサレムのおとめらは、頭を地につけている。
哀歌2・2、10-14、18-19
エルサレムのおとめらは、頭を地につけている。
哀歌
2・2ヤコブの人里をすべて、主は容赦せず圧倒し
憤って、おとめユダの砦をことごとく破壊し
この国を治める者、君侯らを地に打ち倒して辱められた。
10おとめシオンの長老は皆、地に座して黙し
頭に灰をかぶり、粗布を身にまとう。
エルサレムのおとめらは、頭を地につけている。
11わたしの目は涙にかすみ、胸は裂ける。
わたしの民の娘が打ち砕かれたのでわたしのはらわたは溶けて地に流れる。
幼子も乳飲み子も町の広場で衰えてゆく。
12幼子は母に言うパンはどこ、ぶどう酒はどこ、と。
都の広場で傷つき、衰えて
母のふところに抱かれ、息絶えてゆく。
13おとめエルサレムよあなたを何にたとえ、何の証しとしよう。
おとめシオンよあなたを何になぞらえて慰めよう。
海のように深い痛手を負ったあなたを誰が癒せよう。
14預言者はあなたに託宣を与えたがむなしい、偽りの言葉ばかりであった。
あなたを立ち直らせるには一度、罪をあばくべきなのに
むなしく、迷わすことをあなたに向かって告げるばかりであった。
18おとめシオンの城壁よ主に向かって心から叫べ。
昼も夜も、川のように涙を流せ。
休むことなくその瞳から涙を流せ。
19立て、宵の初めに。夜を徹して嘆きの声をあげるために。
主の御前に出て水のようにあなたの心を注ぎ出せ。
両手を上げて命乞いをせよあなたの幼子らのために。
彼らはどの街角でも飢えに衰えてゆく。
答唱詩編詩編80・3+4、5b+6
神よ、わたしに目を注ぎ、強めてください、手をさしのべて。
詩編80
80・3すべてを治める神よ、あなたの力を現し、
わたしたちを救いに来てください。
4わたしたちを新たにし、
あなたの顔の輝きで救ってください。
5b神よ、民が祈っているのに、
いつまで怒りを燃やされるのか。
6あなたは悲しみをわたしたちの食物とし、
あふれる涙を飲み物とされた。
福音朗読マタイ8・5-17
アレルヤ、アレルヤ。主は私たちの病を身に負い、わたしたちの苦しみを担ってくださる。アレルヤ、アレルヤ。
マタイによる福音
そのとき、8・5イエスがカファルナウムに入られると、一人の百人隊長が近づいて来て懇願し、6「主よ、わたしの僕が中風で家に寝込んで、ひどく苦しんでいます」と言った。7そこでイエスは、「わたしが行って、いやしてあげよう」と言われた。8すると、百人隊長は答えた。「主よ、わたしはあなたを自分の屋根の下にお迎えできるような者ではありません。ただ、ひと言おっしゃってください。そうすれば、わたしの僕はいやされます。9わたしも権威の下にある者ですが、わたしの下には兵隊がおり、一人に『行け』と言えば行きますし、他の一人に『来い』と言えば来ます。また、部下に『これをしろ』と言えば、そのとおりにします。」10イエスはこれを聞いて感心し、従っていた人々に言われた。「はっきり言っておく。イスラエルの中でさえ、わたしはこれほどの信仰を見たことがない。11言っておくが、いつか、東や西から大勢の人が来て、天の国でアブラハム、イサク、ヤコブと共に宴会の席に着く。12だが、御国の子らは、外の暗闇に追い出される。そこで泣きわめいて歯ぎしりするだろう。」13そして、百人隊長に言われた。「帰りなさい。あなたが信じたとおりになるように。」ちょうどそのとき、僕の病気はいやされた。
14イエスはペトロの家に行き、そのしゅうとめが熱を出して寝込んでいるのを御覧になった。15イエスがその手に触れられると、熱は去り、しゅうとめは起き上がってイエスをもてなした。16夕方になると、人々は悪霊に取りつかれた者を大勢連れて来た。イエスは言葉で悪霊を追い出し、病人を皆いやされた。17それは、預言者イザヤを通して言われていたことが実現するためであった。
「彼はわたしたちの患いを負い、
わたしたちの病を担った。」
バビロンの王は彼の両眼をつぶし、青銅の足枷をはめ、彼をバビロンに連れて行った。
列王記下25・1-12
バビロンの王は彼の両眼をつぶし、青銅の足枷をはめ、彼をバビロンに連れて行った。
列王記
25・1ゼデキヤの治世第九年の第十の月の十日に、バビロンの王ネブカドネツァルは全軍を率いてエルサレムに到着し、陣を敷き、周りに堡塁を築いた。2都は包囲され、ゼデキヤ王の第十一年に至った。3その月の九日に都の中で飢えが厳しくなり、国の民の食糧が尽き、4都の一角が破られた。カルデア人が都を取り巻いていたが、戦士たちは皆、夜中に王の園に近い二つの城壁の間にある門を通って逃げ出した。王はアラバに向かって行った。5カルデア軍は王の後を追い、エリコの荒れ地で彼に追いついた。王の軍隊はすべて王を離れ去ってちりぢりになった。6王は捕らえられ、リブラにいるバビロンの王のもとに連れて行かれ、裁きを受けた。7彼らはゼデキヤの目の前で彼の王子たちを殺し、その上でバビロンの王は彼の両眼をつぶし、青銅の足枷をはめ、彼をバビロンに連れて行った。8第五の月の七日、バビロンの王ネブカドネツァルの第十九年のこと、バビロンの王の家臣、親衛隊の長ネブザルアダンがエルサレムに来て、9主の神殿、王宮、エルサレムの家屋をすべて焼き払った。大いなる家屋もすべて、火を放って焼き払った。10また親衛隊の長と共に来たカルデア人は、軍をあげてエルサレムの周囲の城壁を取り壊した。11民のうち都に残っていたほかの者、バビロンの王に投降した者、その他の民衆は、親衛隊の長ネブザルアダンによって捕囚とされ、連れ去られた。12この地の貧しい民の一部は、親衛隊の長によってぶどう畑と耕地にそのまま残された。
答唱詩編詩編137・1+2、3+4、答5+6
エルサレムよ、おまえを忘れるよりは、わたしの右手がなえたほうがよい。エルサレムを思わず、最上の喜びとしないなら、わたしは口がきけなくなったほうがよい。
詩編137
137・1バビロンの流れのほとりにすわり、
柳にたて琴をかけ、
2シオンをおもい、
すすり泣いた。
3わたしたちをとりこにしたものが、歌をもとめ、
しいたげる者がなぐさみに
「シオンの歌をうたえ」と命じた。
4異国の地にあって、どうして主の歌がうたえよう。
福音朗読マタイ8・1-4
アレルヤ、アレルヤ。主は私たちの病を身に負い、わたしたちの苦しみを担ってくださる。アレルヤ、アレルヤ。
マタイによる福音
そのとき、8・1イエスが山を下りられると、大勢の群衆が従った。2すると、一人の重い皮膚病を患っている人がイエスに近寄り、ひれ伏して、「主よ、御心ならば、わたしを清くすることがおできになります」と言った。3イエスが手を差し伸べてその人に触れ、「よろしい。清くなれ」と言われると、たちまち、重い皮膚病は清くなった。4イエスはその人に言われた。「だれにも話さないように気をつけなさい。ただ、行って祭司に体を見せ、モーセが定めた供え物を献げて、人々に証明しなさい。」
バビロンの王はヨヤキンに代えて、そのおじマタンヤを王とし、その名をゼデキヤと改めさせた。
列王記下24・8-17
バビロンの王はヨヤキンに代えて、そのおじマタンヤを王とし、その名をゼデキヤと改めさせた。
列王記
24・8ヨヤキンは十八歳で王となり、三か月間エルサレムで王位にあった。その母は名をネフシュタといい、エルサレム出身のエルナタンの娘であった。9彼は父が行ったように、主の目に悪とされることをことごとく行った。
10そのころ、バビロンの王ネブカドネツァルの部将たちがエルサレムに攻め上って来て、この都を包囲した。11部将たちが都を包囲しているところに、バビロンの王ネブカドネツァルも来た。12ユダの王ヨヤキンは母、家臣、高官、宦官らと共にバビロン王の前に出て行き、バビロンの王はその治世第八年に彼を捕らえた。13主が告げられたとおり、バビロンの王は主の神殿の宝物と王宮の宝物をことごとく運び出し、イスラエルの王ソロモンが主の聖所のために造った金の器をことごとく切り刻んだ。14彼はエルサレムのすべての人々、すなわちすべての高官とすべての勇士一万人、それにすべての職人と鍛冶を捕囚として連れ去り、残されたのはただ国の民の中の貧しい者だけであった。15彼はヨヤキンを捕囚としてバビロンに連れ去り、その王の母、王妃たち、宦官たち、国の有力者たちも、捕囚としてエルサレムからバビロンに行かせた。16バビロンの王はすべての軍人七千人、職人と鍛冶千人、勇敢な戦士全員を、捕囚としてバビロンに連れて行った。17バビロンの王はヨヤキンに代えて、そのおじマタンヤを王とし、その名をゼデキヤと改めさせた。
答唱詩編詩編80・3+4、5b+6
神よ、わたしに目を注ぎ、強めてください、手をさしのべて。
詩編80
80・3すべてを治める神よ、あなたの力を現し、
わたしたちを救いに来てください。
4わたしたちを新たにし、
あなたの顔の輝きで救ってください。
5b神よ、民が祈っているのに、
いつまで怒りを燃やされるのか。
6あなたは悲しみをわたしたちの食物とし、
あふれる涙を飲み物とされた。
福音朗読マタイ7・21-29
アレルヤ、アレルヤ。わたしを愛する人はわたしの言葉を守る。わたしの父はその人を愛し、私たちはその人のもとに行く。アレルヤ、アレルヤ。
マタイによる福音
そのとき、イエスは弟子たちに言われた。7・21「わたしに向かって、『主よ、主よ』と言う者が皆、天の国に入るわけではない。わたしの天の父の御心を行う者だけが入るのである。22かの日には、大勢の者がわたしに、『主よ、主よ、わたしたちは御名によって預言し、御名によって悪霊を追い出し、御名によって奇跡をいろいろ行ったではありませんか』と言うであろう。23そのとき、わたしはきっぱりとこう言おう。『あなたたちのことは全然知らない。不法を働く者ども、わたしから離れ去れ。』
24そこで、わたしのこれらの言葉を聞いて行う者は皆、岩の上に自分の家を建てた賢い人に似ている。25雨が降り、川があふれ、風が吹いてその家を襲っても、倒れなかった。岩を土台としていたからである。26わたしのこれらの言葉を聞くだけで行わない者は皆、砂の上に家を建てた愚かな人に似ている。27雨が降り、川があふれ、風が吹いてその家に襲いかかると、倒れて、その倒れ方がひどかった。」
28イエスがこれらの言葉を語り終えられると、群衆はその教えに非常に驚いた。29彼らの律法学者のようにではなく、権威ある者としてお教えになったからである。
わたしはあなたを国々の光とする。
イザヤ49・1-6
わたしはあなたを国々の光とする。
イザヤの預言
49・1島々よ、わたしに聞け
遠い国々よ、耳を傾けよ。
主は母の胎にあるわたしを呼び
母の腹にあるわたしの名を呼ばれた。
2わたしの口を鋭い
剣として御手の陰に置き、
わたしを尖らせた矢として矢筒の中に隠して、
3わたしに言われたあなたはわたしの僕、
イスラエルあなたによってわたしの輝きは現れる、と。
4わたしは思った
わたしはいたずらに骨折りうつろに、
空しく、力を使い果たした、と。
しかし、わたしを裁いてくださるのは主であり、
働きに報いてくださるのもわたしの神である。
5主の御目にわたしは重んじられている。
わたしの神こそ、わたしの力。
今や、主は言われる。
ヤコブを御もとに立ち帰らせ
イスラエルを集めるために
母の胎にあったわたしを御自分の僕として形づくられた
主は6こう言われる。
わたしはあなたを僕として
ヤコブの諸部族を立ち上がらせ、
イスラエルの残りの者を連れ帰らせる。
だがそれにもましてわたしはあなたを国々の光とし、
わたしの救いを地の果てまで、
もたらす者とする。
答唱詩編詩編139・1+2、3+4、13+14
神のはからいは限りなく、生涯わたしはその中に生きる。
詩編139
139・1神よ、あなたはわたしをこころにかけ、
わたしのすべてを知っておられる。
2わたしがすわるのも、立つのも知り、
遠くからわたしの思いを見通される。
3歩むときも、休むときも見守り、
わたしの行いをすべて知っておられる。
4くちびるにことばがのぼる前に、
神よ、あなたはすべてを知っておられる。
13あなたはわたしのからだをつくり、
母の胎内でわたしをかたち造られた。
14わたしを造られたあなたのわざは不思議。
わたしは心からその偉大なわざをたたえる。
第二朗読使徒言行録13・22-26
ヨハネは、イエスがおいでになる前に宣べ伝えた。
使徒たちの宣教
13・22その日、パウロは言った。「神は、サウルを退けてダビデを王の位につけ、彼について次のように宣言なさいました。『わたしは、エッサイの子でわたしの心に適う者、ダビデを見いだした。彼はわたしの思うところをすべて行う。』23神は約束に従って、このダビデの子孫からイスラエルに救い主イエスを送ってくださったのです。24ヨハネは、イエスがおいでになる前に、イスラエルの民全体に悔い改めの洗礼を宣べ伝えました。25その生涯を終えようとするとき、ヨハネはこう言いました。『わたしを何者だと思っているのか。わたしは、あなたたちが期待しているような者ではない。その方はわたしの後から来られるが、わたしはその足の履物をお脱がせする値打ちもない。』
26兄弟たち、アブラハムの子孫の方々、ならびにあなたがたの中にいて神を畏れる人たち、この救いの言葉はわたしたちに送られたのです。」
福音朗読ルカ1・57-66、80
アレルヤ、アレルヤ。幼子よ、お前も神の預言者と呼ばれ、主の前を歩み、その道を整える。アレルヤ、アレルヤ。
ルカによる福音
1・57さて、月が満ちて、エリサベトは男の子を産んだ。58近所の人々や親類は、主がエリサベトを大いに慈しまれたと聞いて喜び合った。59八日目に、その子に割礼を施すために来た人々は、父の名を取ってザカリアと名付けようとした。60ところが、母は、「いいえ、名はヨハネとしなければなりません」と言った。61しかし人々は、「あなたの親類には、そういう名の付いた人はだれもいない」と言い、62父親に、「この子に何と名を付けたいか」と手振りで尋ねた。63父親は字を書く板を出させて、「この子の名はヨハネ」と書いたので、人々は皆驚いた。64すると、たちまちザカリアは口が開き、舌がほどけ、神を賛美し始めた。65近所の人々は皆恐れを感じた。そして、このことすべてが、ユダヤの山里中で話題になった。66聞いた人々は皆これを心に留め、「いったい、この子はどんな人になるのだろうか」と言った。この子には主の力が及んでいたのである。
80幼子は身も心も健やかに育ち、イスラエルの人々の前に現れるまで荒れ野にいた。
わたしはこの都を守り抜いて救う。わたし自らのために、わが僕ダビデのために。
列王記下19・9b-11、14-21、31-35a、36
わたしはこの都を守り抜いて救う。わたし自らのために、わが僕ダビデのために。
列王記
その日、19・9アッシリアの王、センナケリブはヒゼキヤに使者を遣わして言わせた。10「ユダの王ヒゼキヤにこう言え。お前が依り頼んでいる神にだまされ、エルサレムはアッシリアの王の手に渡されることはないと思ってはならない。11お前はアッシリアの王たちが、すべての国々を滅ぼし去るために行ったことを聞いているであろう。それでも、お前だけが救い出されると言うのか。」
14ヒゼキヤはこの手紙を使者の手から受け取って読むと、主の神殿に上って行った。ヒゼキヤはそれを主の前に広げ、15主の前で祈った。
「ケルビムの上に座しておられるイスラエルの神、主よ。あなただけが地上のすべての王国の神であり、あなたこそ天と地をお造りになった方です。16主よ、耳を傾けて聞いてください。主よ、目を開いて御覧ください。生ける神をののしるために人を遣わしてきたセンナケリブの言葉を聞いてください。17主よ、確かにアッシリアの王たちは諸国とその国土を荒らし、18その神々を火に投げ込みましたが、それらは神ではなく、木や石であって、人間が手で造ったものにすぎません。彼らはこれを滅ぼしてしまいました。19わたしたちの神、主よ、どうか今わたしたちを彼の手から救い、地上のすべての王国が、あなただけが主なる神であることを知るに至らせてください。」
20アモツの子イザヤは、ヒゼキヤに人を遣わして言った。「イスラエルの神、主はこう言われる。『アッシリアの王センナケリブのことであなたがわたしにささげた祈りをわたしは聞いた。』21主がアッシリアの王に向かって告げられた言葉はこうである。
おとめである、娘シオンは
お前を辱め、お前を嘲る。
娘エルサレムは
お前に背を向け、頭を振る。
31エルサレムから残った者が、シオンの山から難を免れた者が現れ出る。万軍の主の熱情がこれを成就される。
32それゆえ、主はアッシリアの王についてこう言われる。彼がこの都に入城することはない。またそこに矢を射ることも、盾を持って向かって来ることも、都に対して土塁を築くこともない。33彼は来た道を引き返し、この都に入城することはない、と主は言われる。34わたしはこの都を守り抜いて救う。わたし自らのために、わが僕ダビデのために。」
35その夜、主の御使いが現れ、アッシリアの陣営で十八万五千人を撃った。36アッシリアの王センナケリブは、そこをたって帰って行き、ニネベに落ち着いた。
答唱詩編詩編48・2+3、10+11
神の名はあまねく世界に輝き、その栄光は天にそびえる。
詩編48
48・2神は偉大、すべての人にたたえられる。
その尊い山はわたしたちの神の都。
3麗しくそびえ立ち、世界に喜びをもたらす。
シオンの山は大王の都、神の住まい。
10神よ、わたしたちはあなたの住まいで、
あなたのいつくしみを思いめぐらす。
11神よ、あなたの誉れは大空のように地の果てまで及び、
あなたの右の手は恵みに満ちている。
福音朗読マタイ7・6、12-14
アレルヤ、アレルヤ。わたしは世の光。わたしに従う人は命の光を持っている。アレルヤ、アレルヤ。
マタイによる福音
そのとき、イエスは弟子たちに言われた。6・6「神聖なものを犬に与えてはならず、また、真珠を豚に投げてはならない。それを足で踏みにじり、向き直ってあなたがたにかみついてくるだろう。
12人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい。これこそ律法と預言者である。
13狭い門から入りなさい。滅びに通じる門は広く、その道も広々として、そこから入る者が多い。14しかし、命に通じる門はなんと狭く、その道も細いことか。それを見いだす者は少ない。」
主はイスラエルに対して激しく憤り、彼らを御前から退け、ただユダの部族しか残されなかった。
列王記下17・5-8、13-15a、18
主はイスラエルに対して激しく憤り、彼らを御前から退け、ただユダの部族しか残されなかった。
列王記
その日、17・5アッシリアの王シャルマナサルはこの国のすべての地に攻め上って来た。彼はサマリアに攻め上って来て、三年間これを包囲し、6ホシェアの治世第九年にサマリアを占領した。彼はイスラエル人を捕らえてアッシリアに連れて行き、ヘラ、ハボル、ゴザン川、メディアの町々に住ませた。
7こうなったのは、イスラエルの人々が、彼らをエジプトの地から導き上り、エジプトの王ファラオの支配から解放した彼らの神、主に対して罪を犯し、他の神々を畏れ敬い、8主がイスラエルの人々の前から追い払われた諸国の民の風習と、イスラエルの王たちが作った風習に従って歩んだからである。
13主はそのすべての預言者、すべての先見者を通して、イスラエルにもユダにもこう警告されていた。「あなたたちは悪の道を離れて立ち帰らなければならない。わたしがあなたたちの先祖に授け、またわたしの僕である預言者たちを通してあなたたちに伝えたすべての律法に従って、わたしの戒めと掟を守らなければならない。」14しかし彼らは聞き従うことなく、自分たちの神、主を信じようとしなかった先祖たちと同じように、かたくなであった。15彼らは主の掟と、主が先祖たちと結ばれた契約と、彼らに与えられた定めを拒んだ。
18主はイスラエルに対して激しく憤り、彼らを御前から退け、ただユダの部族しか残されなかった。
答唱詩編詩編130・1+2、5+6
主は豊かなあがないに満ち、いつくしみ深い。
詩編130
130・1神よ、深いふちから
あなたに叫び、
2嘆き祈るわたしの声を
聞いてください。
5神はわたしの希望、心の望み、
わたしはみことばを待ち望む。
6夜明けを待ちわびる人にもまして、
わたしの心は主を待ち望む。
福音朗読マタイ7・1-5
アレルヤ、アレルヤ。神のことばは生きていて力があり、心の思いと計画をわきまえる。アレルヤ、アレルヤ。
マタイによる福音
そのとき、イエスは弟子たちに言われた。7・1「人を裁くな。あなたがたも裁かれないようにするためである。2あなたがたは、自分の裁く裁きで裁かれ、自分の量る秤で量り与えられる。3あなたは、兄弟の目にあるおが屑は見えるのに、なぜ自分の目の中の丸太に気づかないのか。4兄弟に向かって、『あなたの目からおが屑を取らせてください』と、どうして言えようか。自分の目に丸太があるではないか。5偽善者よ、まず自分の目から丸太を取り除け。そうすれば、はっきり見えるようになって、兄弟の目からおが屑を取り除くことができる。」
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